ヴィルヘルム・ハマスホイ 「背を向けた若い女性のいる室内」アートポスター(フレーム付き) / Vilhelm Hammershøi “Interior with Young Woman Seen from Behind”絵画・名画[額入り]
ヴィルヘルム・ハマスホイ 「背を向けた若い女性のいる室内」アートポスター(フレーム付き) / Vilhelm Hammershøi “Interior with Young Woman Seen from Behind”絵画・名画[額入り]
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作家名:ヴィルヘルム・ハマスホイ / Vilhelm Hammershøi
作品名:背を向けた若い女性のいる室内 / Interior with Young Woman Seen from Behind
サイズ(額外寸): W348㎜ × H424㎜ × D23㎜
重量:約16kg
技法:ジクレー
用紙:水彩紙
フレーム:木製ダークブラウン・前面アクリル板
付属品:紐、箱(額装し、壁掛け用紐を取り付けた状態でお届けします)
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商品詳細
ハマスホイの代表作の一つ。
幾何学的な構成の中に、滑らかな曲線のパンチボウルと女性の後ろ姿が、静かに響き合っているように見えます。
目を惹くパンチボウルはロイヤルコペンハーゲンのもので、2020年に開催された展覧会では当時描かれたボウルがそのまま展示されていました。
作家説明
ヴィルヘルム・ ハマスホイ / Vilhelm Hammershøi
1864年5月15日–1916年2月13日
国籍:フランス
19世紀末から20世紀初頭に活躍したデンマークを代表する画家の一人。
作品としては、白・黒・灰色を基調とした抑えた色調で、 身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内等、限られた主題を黙々と描いた。時間の止まったような静寂な空気を感じさせる細密なタッチの室内画が中心。室内風景画の多くには鑑賞者に背を向けた人物(その多くは彼の妻イーダ)が描かれている。
17世紀オランダ風俗画の影響が認められることから “北欧のフェルメール” とも呼ばれるハマスホイの作品は、西洋美術の古典を想起させる空気を纏いつつ、近代の都市生活者特有の、ある種の郷愁を感じさせる。
室内画のほか、肖像画、風景画なども制作。肖像画のモデルは家族と親しい友人に限られ、人物は鑑賞者と視線を合わせないように描かれることが多い。宮殿などの建物や都市近郊の風景を題材にした風景画も制作しているが、ハンマースホイの描く風景には人物がほとんど登場しない。こうした静寂、寂寥感は、ジャンルや制作時期を問わず、ハンマースホイの作品全般に通じる特色。
晩年のハンマースホイは病弱で、1914年に母を亡くしたショックもあり、この頃の作品には未完成のまま筆を置いたものが多い。死の前年の1915年には遺作となった『室内、ストランゲーゼ25番地』という1枚の絵を制作したのみ。
生前にはデンマークを代表する画家として、特に国外で名声を得たが、その死後は急速に忘れられていった。20世紀末になってからようやく再評価が始まった。
略歴
1864年 コペンハーゲンの裕福な家庭に生まれる。
1872年 8歳の時から個人レッスンでデッサンを学び始める。
1879年 コペンハーゲンのデンマーク王立美術院で学ぶ。
1885年 21歳の時、妹のアナを描いた『若い女性の肖像、画家の妹アナ・ハンマースホイ』を王立美術アカデミーの展覧会に出品するが、アカデミーの授与するノイハウスン賞に落選したことで当時の美術家の間に物議を醸し話題となる。
1888年 コペンハーゲンの歯科医で美術コレクターでもあったアルフレズ・ブラムスンが初めてハンマースホイの作品を購入。以後、ブラムスンはハンマースホイのコレクター・後援者として、生涯にわたり画家を支援した。
1891年 アカデミーで知り合った画家ピーダ・イルステズの妹のイーダ・イルステズと結婚。彼女の姿はハンマースホイの多くの室内画に登場する。
1898年 コペンハーゲン、ストランゲーゼ30番地のアパートで暮らし、その室内風景を多く描いた。
1913年 コペンハーゲン、ストランゲーゼ25番地に引っ越す。
1908年 デンマーク王立美術院の総会会員に就任。
1910年 デンマーク王立美術院の評議員になる。ヨーロッパ各国で個展が開かれるようになり、評価が進んだ。
1911年 ローマで開かれた国際美術展で第一等を獲得。
1916年 コペンハーゲンで咽頭癌で死去。