モーリス・ドニ 「バイオリンの稽古」アートポスター(ヴィンテージフレーム付き) / Maurice Denis “La leçon de violon” 絵画・名画[額入り]
モーリス・ドニ 「バイオリンの稽古」アートポスター(ヴィンテージフレーム付き) / Maurice Denis “La leçon de violon” 絵画・名画[額入り]
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作家名:モーリス・ドニ / Maurice Denis
作品名:バイオリンの稽古 / La leçon de violon
サイズ(額外寸): W355㎜ × H480㎜ × D25㎜
重量:約1.7kg
技法:ジクレー
用紙:水彩紙
フレーム:木製ヴィンテージブラウン・前面ガラス板
付属品:壁掛け用紐、箱(額装し、紐をつけた状態でお届けします)
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商品詳細
ドニは子供のたちの生活の中の、ありふれた日常を切り取り、とても魅力的に描いています。本作の人物は顔の表情が省略されていますが、その分「バイオリンの稽古」という少し緊張感のある時間とその空気感がよく伝わってきます。味わい深いヴィンテージの額を合わせました。
作家説明
モーリス・ドニ / Maurice Denis
1870年11月25日 - 1943年11月13日
国籍:フランス
ナビ派、フランス象徴派を代表する画家、版画家。最年少ながらナビ派の画家として確固たる地位を確立した。日常をモチーフとした親密的な作品の他、信仰心と精神性を感じさせる宗教画や神話画、挿絵、壁画装飾など様々な作品を制作した。敬虔なカトリック教徒であったドニはボナールやヴュイヤールと異なり、ジャポニスムよりも初期ルネサンスや新古典主義に強い影響を受ける。ドニの絵画理論はキュビスム、フォーヴィスム、抽象絵画にも影響を与えた。ほかのナビ派の画家よりも平面的、装飾的傾向があり、アンティミストと呼ばれる親しみのある身近な風景を描いている。また理論家としても名高く、ナビ派の絵画表現理論の中核を担った。
敬虔なカトリック教徒であったモーリス・ドニはピエール・ボナールやエドゥアール・ヴュイヤールとは異なり、ジャポニスム(日本趣味)よりも初期ルネサンス(特にフィレンツェ派のフラ・アンジェリコ)や新古典主義に強い影響を受けるほか、アール・ヌーヴォーとの類似性も指摘されている。
後期の作品には、風景画や特に母子の人物画などもある。しかし、ドニの主要な関心は宗教的な主題に向けられている。
略歴
1870年 フランスのノルマンディー地方の海岸の町、マンシュ県グランヴィルで生まれた。画家になってからも、聖書から採った題材と並んで海と海岸線を好んで絵の主題としている。
1882年 アカデミー・ジュリアンへ入学し、セリュジエ、ボナール、ヴァロットンらと知り合う。また、ルドンにも大きな関心と尊敬の念を寄せる。
1890年 アカデミー・ジュリアンで学び、ここの学友であるセリュジエやボナール達と「ナビ派」を結成した。 「ナビ」とは預言者のヘブライ語であり、自分たちが新しい表現の形を作り出すという意思の表れだった。
1891年 ナビ派の機関紙『ラ・ルヴュ・ブランシュ』誌事務所で初めての個展。第1回印象主義および象徴主義画家展にナビ派の画家たちと出品。
1893年 ウーヴル座の舞台装置、衣裳の仕事も行う。この頃より、リトグラフ、ポスター、挿絵、建築内装飾画なども制作しばしめる。1890年代前半がドニが最もナビ派らしい作品を残した時期だった。
1895年 ナビ派から次第に離れていったドニは、のちに宗教画を描くようになった。
1898年 ル・ヴェジネのサント=クロワ修道院から礼拝堂壁面装飾を依頼された。
1901年 サロン・デ・ザンデパンダン展に出品。次第に写実主義に傾倒していく。
1912年 装飾壁画や挿絵を制作するようになり、シャンゼリゼ劇場の天井画などを描いた。
1913年 シャンゼリゼ劇場の装飾画を制作。幼少の頃から敬虔なカトリック信者だったドニは、このころからは宗教画に専念するようになり、併せて宗教美術の指導にもあたった。
1922年 それまでに発表した論文をまとめ、『現代美術と宗教美術に関する新理論』と題する本を出版。
1937年 シャイヨー宮の装飾画を制作。
1938年 パリ装飾美術館で大回顧展。
1943年 人生の大半を過ごしたパリ西郊のサン・ジェルマン・アン・レーにて亡くなる。