ジョルジョ・モランディ 「静物 1958」アートポスター(フレーム付き) / Giorgio Morandi “Still Life 1958” Art Frame
ジョルジョ・モランディ 「静物 1958」アートポスター(フレーム付き) / Giorgio Morandi “Still Life 1958” Art Frame
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作家名:ジョルジョ・モランディ / Giorgio Morandi
作品名:静物 1958 / Still Life 1958
サイズ(額外寸): W348㎜ × H424㎜ × D23㎜
重量:約1.3kg
技法:ジクレー
用紙:水彩紙
フレーム:木製ヴィンテージ・前面ガラス板
付属品:紐、箱(額装し、壁掛け用紐をつけた状態でお届けします)
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商品詳細
モランディの作品の中には、ゆったりとした静謐な時間が流れています。背景と同化してしまいそうな、曖昧な輪郭と独自の中間色。光と影の優しいコントラスト。眺めていると時を忘れ、まるで静けさの中、自分自身を見つめているような気持ちにもなる作品です。
作家説明
ジョルジョ・モランディ / Giorgio Morandi
1890年7月20日 - 1964年6月18日
国籍:イタリア
20世紀前半に活動したイタリアの画家。20世紀美術史において最も重視される画家の一人。さまざまな芸術運動が生まれては消えていった20世紀において、独自のスタイルを確立し、静物画を中心にひたすら自己の芸術を探求した。絵画研究のためにローマやフィレンツェを訪れることはあっても、イタリアを出ることはほとんどなく、ボローニャのフォンダッツァ通りにあるアトリエの薄暗い部屋に閉じこもり、卓上静物と風景という限られたテーマに終生取り組んだ。
生涯を通じ、特定の画家グループに属することはほとんどなかったが、1910年代末から1920年代始めにかけてモランディはジョルジョ・デ・キリコらのいわゆる形而上絵画の画家たちと接触し、モランディ自身もデ・キリコ風の作品を残している。キリコらの神秘的な風景や静物の中に観念的な世界を暗示しようという「形而上絵画派」に参加。しかし、それらからの影響をあまり受けず、限られた色彩と堅牢な構図のなかに見えない世界を暗示し、静かな詩情を伝えてくる独自の作風を確立した。モランディは生涯独身であり生活の面倒はおもに3人の妹たちが見ていた。
略歴
1890年 繊維取引の小さな商社を営む家族の、5人兄弟の長男としてボローニャに生まれる。
1907年 ボローニャの美術学校(アカデミア・ディ・ベレ・アルティ)に入り、1913年までそこで学んだ。
1913年 フィレンツェのテアトロ・ヴェルディにおける「未来派の夕べ」という行事に参加
1914年 地元ボローニャのホテル・ヴァリオーニで開催された未来派の展覧会を見、未来派の中心的作家であるウンベルト・ボッチョーニやカルロ・カッラらと会っている。
1914年 ボローニャの小学校でデッサン教師となり、1929年までこの職にあった。
1915年 軍隊に入るが、病気のため数週間で除隊。回復後、自身の初期作品の多くを破棄。
1922年 フィレンツェで開催されたフィオレンティーナ・プリマヴェリーレ(フィレンツェ春期展)にデ・キリコの紹介で出品。展覧会のカタログにはデ・キリコがモランディを讃美する紹介文を書いた。
1926年 ミラノにおけるノヴェチェント展に参加。
1930年 自分自身も卒業したボローニャ美術学校の版画教師となり、第二次大戦後の1956年までこの職にとどまる。
1940年 夏をグリッツァーナ、それ以外をボローニャで過ごすようになり、静物画とグリッツァーナの風景画の2つが主要な制作テーマとなった。
1953年 サンパウロ・ビエンナーレ版画部門で大賞を受賞。
1957年 サンパウロ・ビエンナーレ絵画部門で大賞を受賞。
1963年 栄誉ある市民に贈られる金のボローニャ大学賞を受賞。
1964年 故郷ボローニャで死去。