「モネ 睡蓮のとき」国立西洋美術館

「モネ 睡蓮のとき」国立西洋美術館

2月初旬、国立西洋美術館で開催中の「モネ 睡蓮のとき」へ行ってきました。

本展ではパリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開となる重要作を多数含むおよそ50点が来日したそうです。
日本では過去最大規模の「睡蓮」が集う貴重な機会、とのこと。

東京での展示は2月11日まで。訪れたのは2月7日の最終回でそこだけチケットが取れました。

ただ本当に人が多く、絵を遠くからゆったりと眺めながら睡蓮の世界に浸る、というようなことはできませんでした...

しかしその混雑を差し引いても、晩年の睡蓮の連作は圧巻でした。


モネは晩年、視力が悪くなり満足に物を見ることができなかったようですが、その分作品には絵画制作への情熱やエネルギーがほとばしっているように感じました。




また閉館間際になると急に人が少なくなり、思いがけずゆっくり観ることが出来ました。

 

 

今回の展示は晩年の睡蓮が中心でしたが、個人的には入り口近くの部屋にあった「セーヌ河の朝」の連作にも、とても心惹かれました。

モネは毎朝3時半に起きてセーヌ川へ出かけ、何枚もの作品を同時並行で制作していたようです。

写真には撮れませんでしたが、水辺の朝の光や大気の揺らぎが繊細に表現されていて、本当に素晴らしく閉館までずっと見入ってしましました。

ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出 1897 (モネ 睡蓮のとき 図録より)

 

セーヌ河の朝 1897年 (モネ 睡蓮のとき 図録より)

 

セーヌ河の朝 1898年 (モネ 睡蓮のとき 図録より)

 

 

 


外へ出ると、オリオン座や双子座など冬の星座が輝いていました。

思い切って観に行って良かったと思えるとても良い展示で、次のモネ展がまた楽しみになりました。

 

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